専門分野
整形外科(肩関節外科、関節鏡視下再建手術、スポーツ医学)
経歴
肩関節外科の中でも、特に関節鏡下再建手術の開発に携わって来られた米田医師が「手術は最終手段」という観点で、再生治療や体外衝撃波治療による保存的治療の確立に力を注いでいます。
腱板断裂や五十肩、スポーツ傷害による肩障害等でお困りの方はご相談ください。最新の再生医療、体外衝撃波治療、運動療法を組み合わせ、お一人おひとりの状態やご希望に合わせたオーダーメイドな治療を低侵襲に行っていきます。
治療実績のご紹介
症例1)61歳男性 左肩腱板完全断裂(大結節上面小断裂)
自己脂肪幹細胞(2単位:2億3000万個)を患部に注入した。(費用:154万円税込)
肩外転装具で3週間の固定後にリハビリを開始した。
通常の生活をされて3ヶ月後には疼痛も可動域も著明に改善しゴルフ完全復帰された。
MRIで腱板断裂部位に組織再生によると考えられる連続性が確認される。
症例2)51歳男性 左腱板不全~完全断裂(大結節上面滑液包面~小断裂)
自己脂肪幹細胞(2単位:2億3000万個)を患部に注入した。(費用:154万円税込)
肩外転装具で1週間の固定後にリハビリを開始した。その間、仕事も通常通りされた。運動時の激痛が8から2へ著明改善、ただし結帯や水平内転はまだ硬い。投与後1月のMRIでは、すでに腱板滑液包面断裂部表層や欠損部に組織再生と考えられる像が見られる。
診療日
ヨーロッパで1980年代に腎臓結石や尿管結石の治療に用いられ、その後整形外科領域で骨への効果の研究が始まりました。骨折遷延癒合と偽関節への研究が始まり有効性が認知され、更に1990年代初期に石灰沈着性腱炎や外側上顆炎(テニス肘・ゴルフ肘)、足底腱膜炎の治療の有効性が認められ、厚生労働省の認可がおり臨床で用いることが可能となりました。
拡散型圧力波は、皮膚から浅い領域にエネルギーが放射状に伝播するため、細胞に対する応答は現局されるが、筋、筋膜組織や脂肪組織に対する広範な波状運動による筋滑走性や緊張の改善による効果が期待されている。
照射直後より自由神経終末を一定期間変性させ、その再生が抑制され、より除痛の効果が継続すると考えられます。また、もう1つの除痛のメカニズムとして衝撃波照射によりエンドルフィン(神経伝達物質)や他の除痛成分が放出され除痛が期待できます。
体外衝撃波は血管新生(既存の血管から新しい血管の枝を構築すること)を促して、変性した腱の再生をもたらし、長期的な除痛が得られます。
骨折後の偽関節に対する有効性が報告されており照射により骨癒合を促進する作用があります。
※悪性腫瘍のある方、妊婦の方などは治療が受けられません。
詳細はクリニックまでお問い合わせください。