厚労省認可 計画番号:PC3160172 第二種再生医療等
NK/NKT/γδT細胞による免疫強化療法
厚労省認定 計画番号:PC3160173 第二種再生医療等
樹状細胞ワクチンによる免疫強化療法
Q 脂肪細胞を採取する方法について?
腹部の皮膚に約3mmの穿刺のための小孔を作ります。そこから生検針を使って脂肪組織を数回採取します。
採取前に局所麻酔を施しますのでご安心ください。所要時間は約20分です。その日にシャワーは可能で入院の心配はありません。
1ヶ月も経過すると採取した部位が分からなくなるほど馴染みます。
Q 脂肪の採取から、脂肪幹細胞の投与の期間は?
脂肪採取から投与までの期間は、脂肪幹細胞を培養増殖させる期間で、約3週間必要です。
Q 培養脂肪幹細胞の投与時間はどのくらい?
治療は点滴投与となり、点滴の投与時間は60分~90分ほどかけてゆっくり投与いたします。
Q 脂肪幹細胞の投与による副作用は?
自分の幹細胞を培養して投与するため、ほぼ副作用は現れません。
また、多くの研究機関や治療施設から幹細胞治療による重篤な副作用は報告されていません。
しかし、新しい治療のため、予期せぬ副作用が起こりうる可能性は否定できません。
Q 幹細胞治療の詳しい説明を聞いてから受けるか決められるか?
当クリニックでは幹細胞治療を受ける際に、医師による説明を徹底し、患者様がよく理解して納得していただいたうえで治療をご提供しております。
Q 効果が出るまでどのくらいの日数がかかりますか?
幹細胞治療効果実感のは個体差が大きいのですが、一応3ヶ月から半年を目安にお考えください。
Q 幹細胞は体の何処にありますか?
体性幹細胞は体の広範囲に存在します。
特に皮下脂肪に多いことが研究で明らかになっています。そこで当院では皮下脂肪から幹細胞採取する方法を採用しています。
Q 年をとっても幹細胞療法は受けられますか?
当院の再生医療計画(厚労省受理済み)では対象を20歳以上とし、高齢者は85歳までとしています。
後期高齢者だと幹細胞の培養増殖能が低く、治療効果が弱い場合があります。
Q 幹細胞はガンになるかもしれないと聞きましたが?
幹細胞を培養するとガンになるかもしれないと発表していた3つの研究グループから、後になって幹細胞は培養してもガン化しない」と論文が発表されています。
Q ホーミング効果って何ですか?
ホーミングとは、ある特定の生理学的な現象を必要とする離れた場所に移動する効果のこと。
体内に放出された幹細胞が、自動的に再生を必要としている場所を見つけだす効果を「ホーミング効果」と言います。
静脈内から投与された幹細胞は、末梢血循環器系に入る→リンパ・末梢血を通じて損傷部位に到達→血管内皮に接着し、組織に浸潤→増殖し目的の細胞へと分化します。