当院は、PRP肌再生治療に対して厚生局の承認を受けています。
再生医療等提供計画番号 PC3150675
厚生労働省認可 2015年12月18日
ご自身の血液から採取した有効成分(PRP)で老化した皮膚を若返らせる肌の再生療法です。顔の気になっている部位に注入して、真皮の線維芽細胞や表皮の表皮細胞の増生を促し、新しい若い細胞に取り変えて若返り肌をつくります。
ご自身の血液で作った自己多血小板血漿(PRP)を注入するので、感染やアレルギーの心配がなく、仕上りがとても自然な点が最大の特徴です。
STEP1
血液採取
治療に必要な血液を20ml採血します。
STEP2
PRPの作製
遠心分離機にかけ多血小板血漿(PRP)を抽出します。同時に注入部位をクリーム麻酔します。
STEP3
PRP注入
顔の気になっている部位に注入します。
血液中に含まれる血小板の中に成長因子と呼ばれる特別な成分が多種類含まれています。この成長因子が老化した細胞(しわやたるみの原因)を若い細胞に再生し、再活性化します。これにより皮膚のしわやたるみを改善していく治療法です。
PRP肌再生療法 | 目の下+目尻 1回 | 95,000円 |
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法令線+口周囲 1回 | 95,000円 | |
顔全体 1回 | 140,000円 | |
首全体、又は両手背 1回 | 140,000円 | |
麻酔代金 | クリーム麻酔 | 1,000円 ~ 3,000円 |
当日のアルコール摂取は控えてください。温浴(入浴)は控えてください。(当日はシャワーのみ)
血小板血漿の注入より多少の赤み・腫れがありますがメイクで隠せる程度のものです。2~3日でなくなります。また、注入した血小板血漿により顔の表情をつくる時に違和感を感じる方もいらっしゃいますが2~3日でなくなります。
※詳細については医師にお尋ねください。
Q 血液の中のどんな成分が効果があるんですか?
血液の中に含まれています血小板(けっしょうばん)と呼ばれる成分を利用します。血小板は人間の体の中で出血した血を止めたり、壊れた血管や細胞を治す働きをしています。
Q 血小板の何が効果があるのですか?
血小板の中には多種類の成長因子があります。これは体の細胞を増殖させて、若返らせる作用があります。ACR療法ではこれを直接利用します。
Q 成長因子がどんな風に体の細胞に働くんですか?
血小板が固まるときに出る成長因子が、直接弱った細胞の表面にくっついて刺激を与えます。そうすると弱った細胞がまるで馬にムチで刺激を与えると一生懸命走るように元気になり増殖したり若返ります。これを利用して顔の皮膚のシワ、たるみを改善し肌の表面の上皮細胞の若返りも図るのがACR療法です。
Q すぐに効果が出るんですか?
ヒアルロン酸やコラーゲンと違って、すぐには効果は出ません。
Q いつから効果が出るんですか?
通常は2週間から2ヶ月をかけて徐々に状態が改善していきます。
Q どうして時間がかかるのですか?
自分の細胞を元気にして若返りを図りますので、細胞が活性化されるまでの時間が必要になります。このために時間が少しかかります。ただ仕上がりはヒアルロン酸などより自然な感じになるのが特徴です。
Q 効果はどれくらい続くんですか?
新しい治療ですのではっきりしたことは言えませんが、1年以上は続くと報告されています。
Q 効果を長持ちさせる方法はありますか?
治療後に肌のケアとして、ビタミンCのイオン導入法や肌の細胞の老化を防ぐようなトリニティプラス(RF+IR)や発光ダイオードなどの治療を受けていただければ、ベストの状態を長く維持できると思います。詳しくは医師に確認していただければと思います。
Q 何回も注射しても問題ないですか?
何回も治療を受ける必要はありませんが受ける場合でもご自身の血液ですので特に問題はありません。
Q 2回目の治療を希望する場合は、どのくらいの期間空ければいいですか?
基本的には1ヶ月以上空けていただければ問題ありません。2回目の治療は更に効果的です。
Q 首や、ニキビ跡にも使えますか?
もちろん行なうことができます。しかも効果的です。
Q 年齢によって効果に差が無いですか?
基本的に血小板の働きが正常であれば、それほど大きな差はないと考えています。
Q この治療の歴史はどれくらいですか?
歯科での再生治療であるインプラントに同じ技術が使われて、10年弱が経過しています。ただ、皮膚の若返りへの応用は、1年程度です。
Q これまでに問題は無かったのですか?
今まではアレルギーなど問題になった症例はありません。
Q 海外で安全性を確かめられているのですか?
日本の厚生労働省の認定にあたるヨーロッパでのCEマークを取得しておりますので安全性は十分です。
Q ACRの治療を受けられないヒトはいますか?
妊婦の方、小児、心臓病、脳梗塞の既往のあるかた。肝臓の悪い方など、現在治療を要する方は治療を控えさせていただいております。ただし状態によっては治療が可能になる場合がございますので一度医師の診察を受けていただければ詳しいお話ができると思います。
Q 飲んではいけない薬はありますか?
血液が固まりにくくなるようなお薬を内服されている方は、効果が薄れますのでこの治療ができません。ただ一時的に中止していただくことによって治療は可能になりますが、ご自身で中止することは厳禁です。必ず主治医に相談の上、内服を中止するようにして下さい。