オゾン療法
(腸内オゾン療法)

オゾン療法とは?Ozone

細胞活性作用により、加齢で低下する自己治癒力を回復(エイジングケア)します。

オゾンとは

酸素分子に酸素原子が結合して酸素原子3個のオゾンが誕生します。
オゾンは反応性が高く、それ故に殺菌効果と匂いの分解作用が強く、産業界で多方面に利用されています。

医学領域でも、抗生剤が発見される前までは殺菌、消毒効果に着目して利用されていましたが、ここ20年で研究が進みオゾンの多彩な効果が明らかにされています。

リスクと副作用について

オゾンの投与量が過多であった場合や、体調によって治療後にだるさを感じることがあります。
このだるさは、特別な処置をしなくても、約12~24時間程度で改善されます。
オゾン療法で使用する抗凝固剤(クエン酸ナトリウム)による副作用としては、しびれがあります。

腸内オゾン療法

血液オゾン療法(血液クレンジング療法)

オゾンガス注入前には、排便して直腸膨大部を空にしておく必要があります。そこで、オゾンガス注入前に自己浣腸で排便する処置が必要です。
最初は、薄いオゾン濃度で少量注入から始め、次第に濃度も量も増やしていきます。
オゾンガスをゆっくり注入した後は仰臥位になり、約10分間安静にして腸内オゾン療法が終了します。腹部が温まるのを感じ、やがて体全体に広がっていきます。痛みなどの苦痛はありません。

腸内オゾン療法の治療頻度

  • 週に1回で施療し、症状が無くなれば1月に1回。血液オゾン療法や他の点滴療法と同時にも施療が可能です。

腸内オゾン療法の適応

  • 肛門亀裂
  • 痔瘻
  • 直腸炎
  • 直腸膿瘍
  • ウィルス性肝炎
  • 血管が細くて血液オゾン療法が適応でない方

肛門周囲、直腸、消化器系の難病疾患では、オゾンガスが腸粘膜に直接接触しての作用となります。
これは腸管粘膜の毛細血管を介してオゾンガスが血液と反応し、血液オゾン療法と同様に全身に効果が表れます。

※オゾン療法は病気を直接治癒させることは出来ませんが、自然治癒力の向上により病気治療の補完代替医療として併用すると効果的です。

腸内オゾン療法 治療価格

腸内オゾン療法 治療価格
腸内オゾン療法 1回 21,000円
5回 100,000円
10回 189,000円

腸内オゾン療法 Q&A

Q 注射ではないので、血液を見るのが苦手な私には向いています。効果は同じですか?

直腸にオゾンガスを注入するだけですから、確かに血液は見ることがありません。血液苦手な方や、血管が極端に細くて血管穿刺が困難な方などに向いています。効果は同じとは言えませんが、腸内オゾン療法の方が、大腸や肝臓には効果が強く、全身の効果はやや減弱します。

Q 必ず浣腸が必要でしょうか?

来院前に排便があれば浣腸は必要ありません。目的は、オゾンガスを腸の奥まで届けたいからです。

Q 体が暖かくなったり、元気になったり、免疫が上がったり、疲れなくなったり等の感じ方は、オゾン療法と同じでしょうか?

ほぼ、同じように感じます。

Q 腸内オゾン療法と血液オゾン療法を一緒に併用しても良いのでしょうか?

欧米では良くこの2つを併用して行っています。当然、効果が増強します。ただし、ある程度オゾン療法に身体が慣れてから治療を受けてください。

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