尿中8-OHdGは、活性酸素による遺伝子DNA損傷を鋭敏に検知する信頼性の高いバイオマーカーとされサビつき度の検査となります。
活性酸素の作用により遺伝子DNAが損傷を受け、遺伝子の一部が錆びると酸化によって8-ヒドロキシーデオキシグアノシン(8-OHdG)が生成されます。錆びた損傷遺伝子DNAは直ちに修復されますが、修復で不要になった8-OHdGは血中に排出され、それが血液から尿中に排泄されます。
そこで、尿中8-OHdGの測定は、遺伝子DNAが酸化によって損傷した量を測ることになります。それは、酸化ストレスによる身体のサビつき度を知ることであり、必ずしも遺伝子の錆びつき度だけでなく、動脈硬化、心筋梗塞などほとんどの病気や老化などの進行にも関わる検査です。
この値が低ければ、酸化ストレスの影響をあまり受けておらず、今のままの生活習慣で大丈夫といえるのですが、値が高ければ、ガン、生活習慣病、老化予防の為に、生活習慣の改善か、何らかの対策が必要ということになります。
「最近シワやシミが増えた。」「生活習慣病予備軍と言われた。」「病気じゃないのに調子が悪い」「親戚に癌の人が多くて心配」「肥満で病気が心配」「老化せずいつまでの元気でいたい」等、こんな人はいませんか?是非、この検査を受けてください。
これらの症状の原因は、実は「体のサビ付き」と関係があります。 また、「体のサビ付き度」は老化を測定する一つの指標にもなっています。
これだけ体に良いことをしているから大丈夫と自信のある方にもお勧めです。この検査でその自信を深めてください。
それから、癌の手術後で、経過観察、再発予防などの方、癌の闘病中の方などに、とても頼りになる指標になります。
尿8-OHdGが高い状態が持続しますと生体を構成している核酸、タンパク質、脂質等を酸化させ、生体に障害が生じてきます。このように酸化ストレスによって、癌、心臓病、脳卒中を代表とする生活習慣病や老化が進行するのです。
尿8-OHdG | 1検体 | 10,000円 |
---|