一時休診のお知らせ
腸内洗浄治療は院内工事の為、一時休診とさせていただきます。再開次第ホームページ内にてご案内申し上げます。
コロンハイドロセラピーは、この腸内環境を整える療法として特に欧米では一般的行われている療法です。
腸内の汚れを洗い流して腸内環境を整え、栄養・水分の吸収を活発にします。悪玉細菌叢の異常増殖による有害物質の発生を防ぎ、免疫の強化、老化や病気の防止、肌の改善もみられるようになります。
健康維持のために、定期的な腸内洗浄習慣をお勧めします。
リスクと副作用について
施療中の腹痛や便意などの訴えは、個人差がありますが、通常は緊張からくることが多く、施療回数を重ねると、楽に施療を受けられるようになります。
施療後に便秘気味の方が軟便になったり、一時的なむくみや、腹痛等を訴える場合が、稀にあります
殺菌した温水を使用して腸内を洗浄するシステムで、マッサージと洗浄を繰り返します。
直腸から盲腸までの大腸全体を洗浄します。
苦痛も少なく、リラックスして行える安全なセラピーです。
便秘は、昔から健康と美容の大敵と言われています。
腸壁にこびりついた宿便を排泄することで、腸と身体の健全化につながり、美容にも効果が期待できます。
※その他、当日の診察の結果でセラピーが出来ない場合もあります。
まずは、問診票をご記入いただきます。
医師からの説明があり、同意書をご記入いただきます。
その後お部屋を移動し、専任看護師によるカウンセリングを行います。
血圧測定や必要時体重測定も行います。
事前にトイレを済ませていただき、ディスポのガウンとパンツに着替えていただきます。
腹部の状態を聴診・触診します。
緊張をほぐすために腹部マッサージを行います。
※腸EMS
深部EMS機器による大腸マッサージ(10分間)を併用する場合は、上行結腸からS状結腸まで蠕動運動を刺激し腸内洗浄の効率を引き上げます(オプション)。
左向きで深呼吸をしていただき、呼吸に合わせて管を挿入します。
腸内に微温湯を注入し、腹部のマッサージを行いながら洗浄していきます。
腸にたまっていたものは、管から排出されます。
セラピー中はなるべくリラックスできるよう、深呼吸をしていただきます。
約40分のセラピーになります。
再度左向きになっていただき、管を抜きます。
トイレで残っているものをご自身で出してきていただきます。
※善玉生菌カクテル注入
その後、洗浄後のきれいな腸管内に体位を変えながら数種の生きた善玉菌カクテルをゆっくり注入します(オプション)。
お着替えの後、看護師よりセラピー中の状況を踏まえて生活指導を行い、終了になります。
コロンハイドロセラピー後の食事について:
洗浄で腸内環境が改善された状態になっています。当日は消化の良い軽い食事をされて大腸を休息させることがお勧めです。
また、このままD-ファステイング(1日だけのプチ断食)を経験されると、自然治癒力を高める6つの効果が得られます。
是非、体験してみてください。
お勧め検査およびサプリメントは、腸内洗浄を受けた方には割引制度があります。
*印は10%OFFとなります。
消化
食べ物を細かく分解しています
口から摂取した食べ物は、食道・胃を通り消化されやすい状態となって小腸へと運ばれます。胃でドロドロになった消化物は十二指腸に送られます。十二指腸では、膵臓と胆のうから分泌される消化酵素と胆汁によって、更に細かい分子に分解されます。脂質はここで初めて分解されます。
腸には腸内細菌が200種、100兆個もすみついているといわれています。この中に、ヒトには消化できない食物繊維やオリゴ糖を分解してエネルギー源に変えてくれる腸内細菌がいます。つまり、自前の消化力だけでは栄養を十分に取り込めないため、腸内細菌に頼っているのです。
吸収
糖、アミノ酸、脂肪酸などの栄養を吸収します
吸収は小腸の表面の細胞(上皮細胞)から行われます。
小腸の長さは約6m、たくさんのヒダ状構造で、その表面積は約200平方メートル=テニスコートの一面分にもなると言われています。
腸の表面には絨毛と呼ばれる無数の突起があり、それをさらに拡大してみると微絨毛と呼ばれる更に細かい突起があります。栄養の吸収はこの表面から行います。
反対に、体内で必要としない栄養分や遺物などは、腸上皮細胞から取り込まれずに体外へ排泄されます。細菌やウイルスといった外敵から身を守るために免疫システムも備わっています。
合成
ビタミン・ホルモン・酵素をつくる
酵素とは、私たちの生命維持に欠かせないものです。もし酵素の働きがなければ、人間も動物も生きていくことができません。
中でも、食べたものを栄養素に分解してくれる消化酵素。これは腸と腸内細菌が協力して作り出しています。
腸内細菌には実に、ビタミンB1、B2、B6、B12、パントテン酸、ナイアシン、ビオチン、ビタミンK、葉酸を合成する能力があります。
腸内環境のバランスが乱れると、ビタミンの供給が減ってしまいます。
腸では主に、消化関連のホルモンがつくられています。十二指腸で産生されるセクレチンやコレシストキニン、小腸がつくるインクレチンなどです。
排泄
体に不要なものや毒素を体外に排出します
便の内容物は、70~80%が水分、残りが食べカス、腸内細菌、腸粘膜などです。便の形成や排泄までの作業は大腸内で行われます。小腸までに消化吸収された食べ物は、まだ水分が多くドロドロしていますが、大腸を進むにつれて水分が吸収されて固形化され便となります。
代謝によって生じた余分な代謝産物(老廃物)や有害なミネラル、腸内細菌の死骸などを便として排出します。
つまり、便秘は不要物のみならず毒素まで体内にため込んでしまう厄介なもの。なるべく便秘にならないよう意識する必要があります。
自律神経の調節
自律神経を整える
自律神経とは、普段私たちが生きていく上で無意識に行う、生命維持活動に欠かせない働きを行う大切な神経です。
例えば、呼吸をしたり心臓を動かしたり、食べ物を消化するために胃腸を動かしたり。意識していなくてもそれらの動きは行われています。それをコントロールするのが、自律神経です。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、そのバランスが崩れると、イライラして不眠になったり、腹痛や頭痛、食欲減退などの体の不調を引き起こします。
腸は自律神経と密接な関係があり、お互い影響し合っているのです。
免疫力を司る
免疫の約70%は腸が担っています
人の消化管は、口から肛門までの一つの管として存在しています。
食事や呼吸によって体に害となりうる細菌やウイルス、化学物質が侵入する危険の高い腸には、人体最大の免疫機能が備わっているのです。
免疫を担当している細胞には顆粒球、マクロファージ、樹状細胞、リンパ球などがあり、これらは有害物を直接攻撃し、中和作用をもつ抗体を作り出して私たちの体を守っています。
全体の免疫細胞の7割が腸に存在すると言われ、腸が最大の免疫器官の所以です。
小腸のヒダには無数のパイエル板と呼ばれるパッチ状の特殊な免疫組織が存在し、あらゆる免疫細胞が密集して腸の免疫システムを支えています。
コロンハイドロセラピー(腸内洗浄/大腸洗浄)の歴史を辿っていくと、古代エジプトの医師が現在行なわれている浣腸と似た器具を使用していた記録があります。
現在のコロンハイドロセラピーとは機器も異なりますが、大腸を洗浄していたのでしょう。古代中国やギリシアなどでも似たような記録があるようです。
19世紀にロシアの微生物学者 Iiya Iiich Mechnikov が 腸全体の洗浄について述べました。彼は自家中毒(自らの排泄されない毒素による中毒)の概念を述べ、19世紀末に目立つようになりました。大腸内の糞便毒素が大腸内側から血液に吸収され、自らの体を毒すると主張しました。アメリカに於いて Dr.John Hervey Kelloge(ケロッグ コーンフレークの創設者)がこの理論を支持し、彼のミシガン州バトルクリークにある自然医学クリニックで自家中毒に関して頻繁に講義をしました。彼はAmerican Medical Association 1917年版の記事にて、腸洗浄を行うことで彼の処置した胃腸患者40,000人の内20名を除き手術を回避できたことを報告した。この記事により、アメリカで熱狂的な波が起こり、各種の大腸洗浄装置が医療機関や療養所に設置されました。
そして近年、自家中毒の概念と同時に美容の効果も取り上げられて、再び脚光を浴びるようになったのです。特に故ダイアナ妃やアメリカのスパーモデルに親しまれていたのもきっかけになったのでしょう。
1989年、長い歴史と経てコロンハイドロセラピー国際組合が創立されました。解毒・健康維持の目的でコロンハイドロセラピーを行っています。機器の発達や腸とその関連分野で研究が行われ、あらためてコロンハイドロセラピーの効果が注目されてきたのです。
Q1 効果的なセラピー回数は?
長い年月放っておいた大腸には、大量のガスや、ひだに蓄積され細かく石化した糞便が、多く存在します。これらのものは一度のセラピーでは放出しきれない為、初回を含め計3回のセラピーをお勧めします。(重い便秘の方は最低4回推奨)
3~4回のセラピーにより、大腸内をクリーンにし、腸の働きを正常に戻した後は、しばらくは 1ヶ月ごとに1回のセラピーを推奨いたします。
※通常、上記のスケジュールを推奨しておりますが、適切なセラピー期間及び回数には個人差がございます。
その都度、担当医師・担当看護師までご相談下さい。
Q2 痛くないですか?
痛くないです。挿入部にはスムーズに挿入できるようにジェルを塗ります。但し、痔をお持ちの方、初めてのセラピーで緊張により肛門に力の入ってしまう方に関しましては挿入時のみ多少の痛みが伴う場合があります。セラピー中は、水圧や水量を適量にコントロールしますので安心です。
Q3 ちょっと、はずかしい?
大丈夫です。セラピールームは個室になっています。専用トイレも個室に設置されています。また、洗浄装置は密閉構造になっていますので臭いません。尚、専用ディスポパンツ・ガウンなどもご用意していますので衛生的です。
Q4 セラピー前後の食事は?
基本的に可能です。但し、セラピー当日は控えめにして、且つ直前2時間前程度から何も摂取しないようにして下さい。セラピー後については、刺激物はさけるようにして、乳酸菌(ビフィズス菌など)の善玉菌を多く含む食品・オリゴ糖等の多い食事を摂取する方が良いでしょう。腸内の善玉菌の増殖に役立ちます。
Q5 洗浄前に気をつけることは?
体調のすぐれない時や腸の調子が悪いときは避けて下さい。また、事前に問診がありますので、医師の指示に従って下さい。
Q6 セラピー期間中の食事で、何かアドバイスはありますか?
初回~3回目までのセラピー期間中、基本的には通常通りのお食事で問題ありません。
但し、下記の食物を摂取する事により、腸内のガス量が増え、宿便等の排出を妨げる事となりますので、お控え下さい。
※グリンピース、コーン、大根おろし、キムチ等の刺激物
Q7 腸内ガス(おなら)が多いのですが、大丈夫でしょうか?
おならが多くても大丈夫(治療可能)です。むしろ、おならをどんどん排出してください。
腸内ガス(おなら)を排出する事が十分に出来なかった場合、その腸内ガス(おなら)は、腸壁より血管へ吸収され、全身を廻って体臭や口臭の原因等へと繋がります。腸内ガスの排出をするだけでも健康に有益なのです。
コロンハイドロセラピーの効果を十分に得るためにも腸内ガス(おなら)の排出は治療の重要なプロセスとなります。