本来、大腸に多く存在する腸内細菌が小腸に異常増殖した状態を言います。
これにより小腸内でガス (メタンや水素ガス)が大量に発生しますが、小腸はそもそも大量のガスに耐えられるような構造をしていません。
そのため、様々な不快な腹部症状を引き起こすだけではなく、食物の消化、栄養の吸収までも妨げます。
クリニックにて検査のキットの説明を行ってからお渡しします。ご自宅で検査をご自身でしていただきます。
呼気中の水素とメタンガスを測定します。
検体は10本の専用のガラス管に呼気を採取して作成します。
初めに1本に採取し、続けてグルコース水を飲んだ後、残りの9本を使って20分おきに順番に採取していくため、計3時間かかります。
お時間がしっかり確保できる日に検査をお受けください。
<検査を受ける為の注意事項>
検査2週間前~抗生物質の内服は中止してください。
検査2週間前~胃。大腸カメラや胃・大腸バリウム検査は受けないでください。
<食事についての注意事項>
検査5日前~乳酸菌などのプロバイオテイクス(ヨーグルト類・乳酸菌のお薬・乳酸菌を含む食べ物や飲み物)は摂取しないでください。
検査24時間前から魚介類・牛肉・豚肉・鶏肉・卵・コーヒー・紅茶・緑茶のみを摂取してください。
(調理の際の醤油や砂糖、穀物製品。フルーツ、乳製品、野菜、ナッツ類、アルコール飲料、豆、大豆製品は食べられませんのでご注意ください。)
検査は3時間程かかります。検査12時間前からは食べてはいけません。お水のみ飲むことができます。
結果が出るまで3週間ほどかかります。
<検査当日の注意事項>
検査の1時間前~検査終了までは喫煙 (受動喫煙も含む)はしないでください。
検査の1時間前~検査終了までは、睡眠と運動はしないでください。
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